こんにちは、エレファントTV事務局の井上です!
今回紹介する動画は、緊急での対応が必要となる「帝王切開術」です。
講師に藤井 聖久先生(くすの木動物病院)をお迎えし、
子宮へのアプローチや、胎盤を切除するタイミングなど、帝王切開術をおこなう際に知っておきたいポイントを詳細に解説していただきました。いざという時に慌てずに対処できるよう、改めて手技を確認する機会としてご活用ください。
■帝王切開① 【帝王切開術の概要】
1.帝王切開術の概要(00:35~09:47)
Point! 胎仔の心拍数は大体母体の2倍以上。心拍数が下がってきたところで、切開のタイミングを判断する。

■帝王切開②【症例1/症例2】
1.切皮、胎膜の露出(00:00~02:38)
Point! 切皮時、隣接している膀胱を子宮と間違えて切開しないように気を付ける。
Point! 切開中は、左手で子宮角を蝕知し、子宮の正中を正確に切開する。

2.胎仔の摘出、胎盤の剥離(02:38~10:51)
Point! 胎仔の自発呼吸を確認できるまでは、胎盤を切除しないようにする。
Point! 胎盤は直ぐに剥離せず、次の胎仔の処置を進めながら、自然とはがれやすくなるのを待つ。

3.子宮の縫合(10:51~15:06)
Point! 子宮はあとから収縮するため、皺がよる程度まで少し力強く縫合する。

4.術者目線カメラ、術後管理(27:26~28:00)
Point! 術後24時間~48時間は悪露の状態、胎仔の哺乳状態を確認する。

こちらの動画はVETS CHANNELでご覧いただけます。
帝王切開 ① 【帝王切開術の概要】|VETS CHANNEL (e-lephant.tv)
帝王切開 ② 【症例1/症例2】|VETS CHANNEL (e-lephant.tv)
ぜひご覧ください!