こんにちは。エレファントTV事務局の井上です!
今回紹介する動画は『会陰尿道造瘻術』です!
講師はくすの木動物病院の藤井 聖久先生。
術中の出血を最小限に抑えるための注意点、術後の再狭窄や術後感染を回避するための最重要ポイントである尿道粘膜縫合のコツについてシェーマと動画の2本立てで解説していただきました!
1.会陰尿道造瘻術① 猫の下部尿路疾患について(0:31~1:57)
Point! 治療は多因子性であるため、各症例の適切な診断と対応をする。

2.器具、準備段階の説明(1:57~6:00)
Point! シリンジにキシロカインを入れる前に、留置針の外套を被せてしっかりと固定する。
Point! 外套を抜く際はシリンジの先端にキシロカインが付かないようにする。

3.カテーテルの挿入(6:00~10:45)
Point! カテーテル挿入時は尿道を背側へ伸ばして傷つけないようにする。

4.会陰尿道造瘻術② 手術の概要、器具の紹介(0:00~7:55)
Point! 手術時は陰茎後引筋、坐骨海綿体筋、尿道球腺をランドマークにする。

5.尿道粘膜縫合の注意点(7:55~13:21)
Point! 尿道粘膜縫合時は
- 筋肉をなるべく避け、粘膜を多く拾って皮膚と縫合する。
- 皮膚と粘膜の運針の距離を同等にする。

こちらの動画はVETS CHANNELにてご覧いただけます!
会陰尿道造瘻術 ① 【猫下部尿路疾患の概要】|VETS CHANNEL (e-lephant.tv)
会陰尿道造瘻術 ② 【会陰尿道瘻術の概要/尿道粘膜…|VETS CHANNEL (e-lephant.tv)
ぜひご覧ください!