こんにちは。エレファントTV事務局の小川名です!

本日は 論文紹介の第2弾、心電図解析の論文をご紹介いたします!

【イヌにおけるコンピュータ支援心電図解析の診断精度】

・Abstract

【目的】コンピュータ心電図アルゴリズムの評価と獣医循環器専門医チームの解釈との比較。
【材料と方法】横断的後向きコホート研究。1,391件のイヌの心電図からスクリーニングした399件の電子心電図記録を本研究に登録した。7名の循環器専門医チームは、患者情報が伏せられた心電図(P波振幅と持続時間、PR間隔、R波振幅、QRS時間、心拍数、平均電気軸)を評価し、不整脈や他の心電図異常を検出する最終的な総合診断をおこなった。
【結果】循環器専門医チームにより作成されたコンセンサス結果と比較して、不整脈を検出するための心電図アルゴリズムの感度は99.7% (95%信頼区間[CI]:98.5-99.9)であり、特異性は99.5% (95%CI:98.0-99.9)であった。また、異常測定を含む心電図異常の検出に対するアルゴリズムの感度は71.3% (95%CI:65.5-76.7)であり、特異性は35.1% (95%CI:27.0-43.8)であった。
【臨床的意義】心電図アルゴリズムは不整脈の検出に高感度であったが、すべての心電図異常を検出するわけではなかった。結果は心電図ワークフローのトリアージを支援するツールとしてこのアルゴリズムの使用を支持する。

Diagnostic accuracy of computer aided electrocardiogram analysis in dogs

J Small Anim Pract. 2021 Feb; 62(2): 145–149.

PMID:33260257

次回の論文紹介もどうぞお楽しみに!