こんにちは。五十嵐です。

『外科レジデント』と呼ばれる先生はどういう獣医師かご存じですか?

わが国の獣医療界で外科レジデントといえば、日本獣医麻酔外科学会の定めるレジデントプログラムに参加している先生、すなわち“日本小動物外科専門医”を目指す獣医師のことです。

外科専門医になるにはレジデントになってプログラムを修了し、 さらには認定試験に合格しなければなりません。

そのレジデントプログラムとはどういうものなのか、以下は、日本獣医麻酔外科学会HPからの抜粋です。

「小動物外科レジデントプログラム」は、2年間の小動物一般臨床研修の後、本協会が認める研修施設において専門医の指導の下に、小動物外科臨床について3年間の「小動物外科レジデントプログラム」に従事するコースです。このプログラム研修修了者は「研修修了受験資格認定制度」に基づく「小動物外科専門医認定試験」の受験資格が認定され、そして専門医試験に合格して初めて専門医の認定がなされます。

これだけだと、専門医の下で3年経験積んで試験に受かればOK!

みたいに軽く思えてしまいますが、調べてみるとこの3年間はかなりハードなようです。

たとえば、3年間で400例(うち160症例は執刀医として)の手術を担当しなくてはなりません。しかもカテゴリ別に必要な手術の件数が定められています。

手術以外にも、画像診断、病理、内科に関する監督下研修をそれぞれ80時間受けたり、学会誌に筆頭著者の論文を2 編以上(うち1編は英文)提出する必要があったりするなど、これらの要件が実に13項目もあります。

聞くところによると、これらの要件を満たしてようやく受験資格を得たとしても、その先の専門医試験がものすごく難しいそうです。

このたびVETS CHANNELでは、藤田淳先生ご監修のもと、 外科レジデントの岩田泰介先生と高橋洋介先生をお招きし、 小腸外科の手術映像を見ながら、手技のポイントについて討論いただきました。

専門医を目指す先生方がどういう視点で手術に挑んでいるか、お楽しみください!

VETS CHANNEL
軟部組織外科の基本を見直す!~小腸の外科~ 第2部