こんにちは。五十嵐です。
ネットニュースからこんな研究報告にたどり着きました。
Why do so many modern people hate insects? The urbanization–disgust hypothesis
https://doi.org/10.1016/j.scitotenv.2021.146229
東京大学大学院の深野氏らが、なぜ現代人には虫嫌いが多いのかを検証しています。
虫の識別能力が高い人は、嫌悪を感じる虫(ゴキブリなど)と感じない虫(テントウムシなど)がはっきり分かれていたのに対して、虫の識別能力が低い人は、テントウムシにも高い嫌悪感をもつ傾向があるそうです。
深野氏らは、虫嫌いを緩和する方法の一つとして、虫の知識を増やし、種類を区別できるようになることを提案しています。しかし、虫嫌いの大人になってからではすでに遅く、幼少期から知識が供給される環境にいないと難しいと思います。
私は小動物臨床をやっていたころ、どちらかというと外科は苦手だったほうです。
それって、もしかしたら外科疾患に対する識別能力が低かったんじゃないのかなと思います。克服方法としては、外科の知識を増やし、鑑別診断ができるようになることなんでしょうか?
外科の知識を増やすためには、まずその環境を整えないといけません。
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